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2021/06/18
ディティールの拘り⑤ 後編

  

こんにちは☀️宮崎です(*´-`)

  

前回からの続きで、デザインの『抜け感』のお話をしていきたいと思います。

  

このお家では、リビングに隣接した和室を創りました。

襖には三重の伝統工芸品、伊勢型紙のまりと折り鶴(*´-`)

品の良い華やかさがありますね♪

 

それにしても、リビング横に和室や畳コーナーがあると、何かと便利です。

お子様の遊び場だったり、洗濯物を畳んだり、ちょっとお昼寝したり。。。(*´-`)

そして、リビングと繋がっているため、LDKが広く使えるというのが大きな魅力です♪

『普段は開けっぱなしで使うけど、閉めたい事もあるだろうから扉は付けたい』とのお声もよくいただくのですが、どうしても扉無しに比べると開放感が少なくなってしまいがちです💦

  

こちらは扉をつけたリビング横の和室イメージです↓

(フリー素材の写真をお借りしています)

リビングとつながってはいるものの、やはり一体感は損なわれてしまいますね(o_o)

かと言って障子は天井までの高さにすると、和風の美しいバランスを取りづらい。。。

そこで、こんな方法で開放感を保ち、抜け感を出しました(*´꒳`*)

建具の上には壁を造るのではなく、建具の上枠を浮かせて、天井との間を開けたデザインにしています。

そうすることでリビングと和室の天井が繋がり、一体感が生まれますね♪

個人的には天井に映る陰影も浮遊感が増して好きだったりするんですが、

皆様はいかがしょうか?(*^^*)

 

他に、デザインした抜け感がLDKにもう一点あります。

それは階段手すりです♪

この階段手すり、中間の縦支柱がないんです\(^^)/

強度を犠牲にしてデザインを優先しました!っていうことではなく、笑

強度を保つために造作ならではの工夫がしっかりとされていますm(__)m

中間の支柱がないことで、手すりの横ラインの流れを寸断せずに美しい抜け感が出ますね♪

また壁側は、手すりを壁に留めるためのプレートが出ていないのも美しさの秘訣です(*´-`)

 

ちなみにプレートが出ているとこうこうなります↓

(フリー素材さんすみません💦)

美しいディティールを追求したお家、こだわりがたくさんでご紹介も長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?(*´∇`*)

 

少しでも創家の妥協無い家づくりが伝わりましたら幸いです♪

ではまた(^人^)

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