2024/06/06
雨樋はどこ?すっきり見える外観の理由|家づくりのポイント

こんにちは、柳橋です!
街中の家の外観を見ていると、
すっきりしている家とそうでない家があります。
建物自体のボリュームや屋根の形状
植栽や外構計画も大きな要因ですが、
コーディネーター目線で見てみると
以下の点も大切なポイントになってきます。
✅外装材は何か?
✅雨樋の位置
✅設備機器の配置計画
まず、外装材について。
一般的に使用される窯業系サイディングは、
規格サイズのパネルを固定していくので
タイルの目地のように「コーキング」という継ぎ目が目立ちます。


これに対し、塗り壁は継ぎ目がなく美しい仕上がりとなります。
(施工事例)


線が少ないということは、
それだけ要素が少ないということですから、
すっきりとした印象を与えるのは当然ですね。
◇
続いて雨樋(あまどい)
排水のパイプですね。
どんなご家庭にもあるかと思うのですが、
街中を見ていると外観の目立つ部分に設置されていたりして
個人的にはとても残念に思ったり・・・


雨樋の場所、わかりましたか?
とっても地味な部分ではありますが、
排水位置をどこにするか?までこだわると
外観の美しさが変わってきます。
◇
最後に、
エアコンの室外機や給湯器などの設備機器の位置です。


これらも雨樋と同じで
道路面から目立たない場所に
設置されるように配慮されています。
逆に、デザイン性のある雨樋は
あえて目立つところにコーディネートをして
ご提案させていただくこともありますよ。


今日はかなりマニアックなお話になりました😁
街並みの中でひときわ美しく映える家には
それなりの理由があるんですね。
皆さんも、素敵な外観の家を見つけて観察してみてください♪
ご自宅の参考になるかもしれません。
では、また✨