2026/02/03
なぜ古民家に入ると、深く息ができるのか|数字では測れない、住まいの心地よさについて
● 縁側で思い出す、日本の原風景
少し前に、
古民家の縁側に腰掛ける機会がありました。
かやぶき屋根の下、
冬の日差しを受けながら、風を感じて、
和菓子を食べながら、ほんのひと休み。


ただそれだけの時間なのに、
とても穏やかで、豊かで、
「ああ、いい時間だな」と感じるひとときでした。

囲炉裏もありました
縁側の事例もたくさん。
和風住宅はもちろん、和モダンな外観にはウッドデッキも◎



室内でも、完全な外とも違う
日本の原風景。
こちらは新築。
梁を表し、古民家のような雰囲気。


● きれいで、性能のいい家が増えました
2025年の建築基準法改正により、
断熱性・気密性・耐震性といった性能は、
住まいづくりの中で、より重視されるようになりました。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/shouenehou_r4.html
建築基準法改正についてはこちら☝️
安心して暮らせる家が増えていくことは、
とても良いことですよね。
さらに5年後、10年後・・・と
段階的にさらにルールが厳しくなる見込みです。
私たちの暮らしは
より安全に、環境にも優しくなっていくのでしょうね🍀
◇
それでも、古民家や縁側に座った時、
ふっと懐かしい感覚を覚えることがあります。
その違いは、いったい何なのでしょうか?
それが、何故なのか、考えたことってありますか?
● 素材が持つ「呼吸」と「表情」
古民家に使われている木材は、
すべてが均一ではありません。
柱は少しうねり、
梁や木組みには手仕事の痕跡が残り、
木目も一つとして同じものはありません。
こちらは古民家改修の事例




無垢の木や土壁、土間、茅葺、障子などの建具まで、
湿度を吸って、吐いてくれる自然素材。
無垢の床は触れたときも、
クッション性があるから足にやさしく、
フローリングのようにひんやりとしません。
無垢材や自然素材が使われている住まいは
素材そのもの、自然そのものに包まれているような、
そんな安心感があります。
現代の住まいで使われる新建材は、
品質が安定していて、
コストやメンテナンスの面でもとても優秀です✨
見た目もきれいで、扱いやすく、
今の暮らしに合った合理性がありますよね。
一方で、無垢の木には、
先ほどのように、
踏んだときの感触。
触れたときの温度。
空気に混じる、ほのかな木の匂い。
表面に薄く木を貼った素材や
シート材では出しにくい、
素材そのものが持つ空気感。
それらに包み込まれることで
創家の住まいに見学に来られた方々が感じる、
「なんだか落ち着くな」
という感覚になるのだと思います。

それは、このご飯、すごく美味しい!だとか
そんなに劇的な違いではありません。
けれど、毎日過ごす場所だからこそ、
「なんとなく落ち着く」
「長く居たくなる」
そんな感覚へと、確かにつながっていきます。
● 創家の住まいは、無垢材が標準。
築100年を超える古民家改修の事例もあります。
それでも性能は、しっかりと確保する。
そのうえで、
「どんな素材に囲まれて暮らすか」を選ぶ。
そんな住まいが、
日々の居心地、暮らしをより良くしてくれるのだと思っています。
無垢材の床やテーブルに触れながら打ち合わせができるのも、
創家のギャラリーならでは。
写真では伝わらない心地よさを、ぜひ体感してみてくださいね。



