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2018/08/13
木の乾燥

こんにちは。宮崎です(^^)

 

今日は無垢材の乾燥方法をご紹介します☆

木材は、水分が抜けて乾燥していく過程で、割れや反り、捻れなどの動きが出るので、

建築に使用する木材は十分乾燥したものを使わなければいけません。

 

しかし、ただ乾燥していれば良い訳ではなく、乾燥の方法にも種類があり、

その乾燥方法によって、仕上がりの強度や香りに明らかな差が出てきます( ゚Д゚)

 

~人工乾燥と自然乾燥の違い~

・人工乾燥(KD材)

乾燥炉に木材を入れて、強制的に乾燥させる方法です。

KDはKiln Dryの略でkilnとは窯のことです。

・自然乾燥(AD材)

その名の通り、自然に乾燥させる方法です。

ADのAは、AirのAです。

 

 

右が人工乾燥材のヒノキ

左が自然乾燥材のヒノキの切りくずです。

 

 

 

人工乾燥のほうは焼けた色に変色しているのに対し、

自然乾燥のほうは、ヒノキのきれいな色のままです(^^)

 

香りは、人工乾燥材はちょっと焦げ臭さが残っています(+_+)

(人によってはスパイス?臭いと感じる方もみえるようです・・・)

自然乾燥材のほうは、ヒノキ独特の良い香りです!

木の香りといえば、やっぱりこれでなくっちゃ(^^♪

 

強度はというと、触った固さが明らかに違います!

人工乾燥材は簡単に指でパキパキと砕くことができてしまいますが、

自然乾燥材は堅く、強度があるのが分かります。

 

乾燥材とひとまとめにされがちですが、乾燥の方法によってこんなに違うんです(^^)

↑のサンプルは当社ギャラリーにありますので、

ご興味のある方はぜひ確かめに来てくださいませ♪

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