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2021/05/13
住宅危機!ウッドショック

 

こんにちは。宮崎ですm(__)m

突然ですが、今、住宅業界は震撼しています!

 

「ウッドショック」という言葉、ご存知でしょうか??

 

 

聴き慣れない言葉ですが、世界的に木材の需給のバランスが崩れ、木材の価格が高騰してしまっているのです。

しかも高騰しているだけではなく、木材が不足し、住宅建築に必要な木材が日本に入って来ないという状況になっています。

 

ウッドショックの背景

原因はアメリカの建築ラッシュにあるようです。

コロナ禍でリモートワークが普及し、郊外の戸建て住宅への住み替えニーズが高まっているのだとか。

住宅ローンの超低金利も原因の一つのようですが、コロナの影響で買い控えになるかと思いきや、その逆ということで驚きました!

 

さらには中国の経済回復に伴う木材需要の増加や、巣篭もり需要による輸送コンテナ不足の影響も相まって、アメリカでは木材の価格は、なんと6倍にも膨れ上がりました。

そこまで高騰していてもアメリカや中国ではどんどん木材が買われていて、日本には木材が回ってこないという状況になってしまったのです。

 

 

ウッドショックの影響

 

創家では、構造材に国産の桧をメインで使用しています。

しかし、輸入のホワイトウッドの価格高騰により、今まで輸入木材を使っていた住宅会社が国産材を使い出したため、輸入木材だけではなく、国産材までもが需要が高まり、値上がりしてしまいました。

値段が上がっても在庫があるうち、仕入れられるうちはまだ良いのですが、

この木材不足、いつまで続くかまだ先行きがわからないそうです。

今計画させていただいているお客様の分までは木材の確保はできていますが、

今後は値段の見直しや、工期が定まらないということも出てくるかもしれません。

リフォームやリノベーションに関しても、リフォームでよく使う造作材の在庫はあるものの、ウッドショックの収束が見えないというのは気になるところです。

今後について

このブログを見て、またはウッドショックの状況をニュースなどで知って、家づくりやリフォームを考えていたけど、どうしたら良いかわからなくなった、、、という方もいらっしゃると思います。

ウッドショックの収束の見通しが立っているのなら、それまで待つのも良いと思いますが、その時期がわからないため、新築やリフォームを考えてはいるけど迷っているという方は、相談だけでも先にされておくことをお勧めします。

・工事内容によっては、ウッドショックの影響なく進むかもしれない。

・先に相談しておくことで木材の供給が復活したときにスムーズに動くことができる。

等の理由があるからです。

 

コロナで大変な時期に、また大変なことになってしまいましたが、私たちに今できることをしっかり把握し、この事態に負けないよう、建築に携わるものとして何ができるのかをしっかり考えて動いていきたいと思います。

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