2024/03/07
終の棲家(ついのすみか)を考えよう|「リフォームと建て替え」セミナー開催

こんにちは、柳橋(やなぎばし)です。
◇
創家では無料セミナーを開催しております!
3月17日(日)のセミナーでは
~終の棲家(ついのすみか)を理想の空間にする知識と工夫~
「リフォームと建て替え」がテーマとなっております。
突然ですが、私の実家は築30年です。
日当たりが良いはずの南向きの住宅ですが、
冬の寒さにはいつもこたえてしまいます。
先日帰省したのは2月中旬。
前日に季節外れの20度越え、冬の寒さに戻った週末でした。
部屋ではエアコン二台とストーブが稼働しており、
それでもフローリングを素足で歩いていると、
ひんやりと冷たくスリッパが欠かせません。
両親の健康面も心配になるほどです。

皆様のご実家やご自宅はいかがでしょうか?
さて、こちらは国内の既存住宅
約5000万戸の断熱性能の割合を示したものです。

私の実家は築30年なので、
平成4年基準「断熱等級3」ということになります。
(それでも冬はめちゃくちゃ寒い・・!)
ちなみに、現在の省エネ基準に適合しているのは
既存住宅の1割程度にとどまっています。
◇
これは「断熱等級4」と言われるグレードで
これまで国内の最高等級に位置づけられてきたものです。

そして、近年この上に「断熱等級5、6、7」が新設されました。
(創家は標準仕様で断熱等級5、ZEH仕様を満たしております)
さて、これまでのお話を踏まえて
リフォームや建て替えを検討の方に
ぜひ知っておいていただきたいことがあります!
こちらブログでも何度か取り上げている
2025年の建築基準法改正。
大きな改正の中のひとつに、
断熱等級を含む、省エネ基準への適合義務があります。

今回の改正では、これまで国内の最高等級だった「断熱等級4」が
原則すべての新築住宅、または
大規模なリフォームを行う場合にも、
適合が義務付けられることになりました。
さぁ、ここがポイントです!
大規模なリフォームを行う場合にも、です!
大規模なリフォームとは?
などなど・・
皆さんのご実家やご自宅、築何年ですか?
断熱等級のグレードはご存知ですか?
先ほどの円グラフから単純に考えると
現在の既存住宅の約9割が適合義務の対象になりますので
リフォームを計画する前にしっかり勉強しておきたいポイントですね。
「断熱」というと、とても地味ですし、
住んでみないと実感として分からないことなので
家づくりを計画するときには
どうしても目に見える部分ばかりに注目してしまいがちです。
そして、家づくりは断熱性だけではなく
気密性も大切です。(気密に関しては、また次回以降に・・)
また、実際にお打ち合わせをしていくと
高性能のキッチンにしたい、大きな吹き抜けが欲しい・・・など
理想やご要望、ご自宅の状況も様々だと思います。
勉強会では、前述のような専門的なお話を分かりやすくお伝えし、
それぞれのご要望やご予算を検討しながら
色々なお話しができれば幸いです。
◇
今回はアクセスの良い名古屋駅周辺での開催。
ご家族でのご参加も大歓迎です。
それでは、会場でお待ちしております!
3月17日(日)
LIXILショールーム名古屋
~終の棲家(ついのすみか)を理想の空間にする知識と工夫~
「リフォームと建て替え」